こんにちは、三重県鈴鹿市のデザイン事務所Cono-design(コノデザイン)です。

7月に入り夏本番、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

 

今回は、事業主さまや企業のPR担当の方に向けて

記事を書かせていただきます。

 

デザインの出発点

名刺、チラシ、ホームページ、SNS、、

今や集客ツールはたくさんの種類がありますが

開業時、また商品・サービスを売り込もうとした時

何から用意すれば良いと思われますか?

 

結論から申し上げると、それはロゴです。

 

そんなことはわかっているよ〜

という方は、読み飛ばしていただければと思います。

 

私がなぜこの記事を書こうと思ったかと言いますと

当方にお問い合わせ、ご相談いただく中で

「ロゴはないままにホームページ作成を」

「ロゴはないままにパンフレット作成を」

というお客さまが多くいらっしゃったからです。

 

もちろん、やろうと思えばできてしまいます。

ただ、長期的な効果を見据えると、とてももったいないことだと思います。

例えるなら、しっかりした基礎や骨組みを作らずに

とりあえず仮設で家を建ててしまうようなもの。

またいつか作り直さなくてはなりません。コストも余分にかかってしまいます。

 

商品・サービスを作ろうとした時、皆さまコンセプトを決めますよね。

ターゲットは誰なのか?どんな想いではじめるのか?など

そのコンセプトを記号として表したのがロゴになります。

 

ロゴは、デザインするにあたって核となる存在です。

集客ツール(ホームページやパンフレット)の色や雰囲気は

そのロゴを出発点として考えていきます。

 

そのため、集客ツールを作る第一歩として

まずはロゴを用意する必要があるのです。

 

認知度アップにつながる

ロゴの大切さについて、もう少し詳しくお話します。

 

街中を歩いていて、マクドナルドの赤くて黄色の「M」マークを見ると

ハンバーガーやポテトの匂いや味をみんなが連想しますよね。

ナイキのマーク見ても、すぐにスポーツウェアやスニーカーを連想します。

 

このようにロゴの認知度は、企業のブランド力を表します。

 

人は、識別記号と知覚価値を結びつけて記憶します。

おいしい、いつも同じ味、気軽に入れる、、といった感じた価値を

記号とセットで覚えるのです。

 

また、ブランディングする上でロゴは重要な役割を担いますが

「ロゴを作る=ブランディングする」ではありません。

ブランディングは継続的な活動です。

 

どんなに素敵なロゴを作っても

それがすぐに効果として表れるわけではありません。

ロゴも育てていく必要があります。

ホームページやパンフレット、看板などさまざまなツールで統一して使っていくことで

何度も人の目に入り、価値を高めていきます。

 

人は、接する回数が増えるほど、そのものに対して好印象を抱きます。

これをマーケティング用語で「ザイオンス効果」と呼んだりしますが

つまり、ロゴを目する回数が増えるほど良いイメージを持ってもらいやすいのです。

 

少し話はそれますが

これは、プロフィール写真にも言えることです。

ホームページやSNS、それぞれ媒体ごとに別のプロフィール写真を使っていては

それを同じものとして、人は記憶していってくれません。

 

統一して何度も使っていく、ということが重要になります。

 

ロゴは価値を集めていく箱

開業された事業主さま、新しく商品・サービスを開発された企業さまは

これからさまざまな価値をお客さまに提供されていくことと思います。

 

だからこそ、その価値を記憶し定着させてくれるロゴを

初期の段階から用意することがブランド力を高める近道になります。

 

ご予算が限られている中でついおざなりになってしまいがちですが

ホームページやパンフレットなどのツールを作る前に

今一度見直してみてはいかがでしょうか。

 

当方では、ご要望・ご予算に合わせて

ロゴデザインのプランをご提案させていただきます。

また、すでにロゴをお持ちの方は、データをご提供いただければ

それをもとに集客ツールを制作させていただきます。

 

現在(2019年中)は、ご新規さまの受付をストップしておりますが

2020年1月頃より再開させていただく予定です。

 

ぜひお気軽にご相談くださいませ。